就学・進路

卒業後は、ファッション業界への就職サポートやスタイリストアシスタントとしての紹介派遣も行っております。

修了後の進路

アカデミー修了後は、2通りの選択肢があります。

  • 1つ目は、直接スタイリストの専属アシスタントとして就かせていただく方法。
  • 2つ目は、「ニュートラル」に所属して、様々な分野のスタイリストの仕事を手伝いながらアシスタントとして就かせていただく方法です。

「ニュートラル」に所属することで、各分野で活躍しているスタイリストの仕事を手伝いながら、自分に合うと思った分野の仕事を見極めることが可能です。経験を積んだ上で、アシスタントに就いた方が自分の方向性をより明確なものにすることができます。

また、「ニュートラル」の仕事を手伝う中で知り合ったスタイリストに、就かせていただくことも可能です。
専属アシスタントになるには、アシスタント経験を積んだ上で応募した方が、より志願するスタイリストに就かせていただきやすくなるという利点もあります。

詳しくは、ニュートラルホームページをご覧ください。 http://www.neutral-stylist.com/

※個々の能力によってご登録の有無は異なりますので、あらかじめご了承ください。

進路

ニュートラルとは

東野邦子さん

東野 邦子さん(株式会社ニュートラル代表取締役)

「活躍できるスタイリストを1人でも多く育てること」
ニュートラルはファッションに関するスタイリスト・アシスタントの育成、マネージメント業務に力を入れている会社です。
スタイリストに関しては、クリエーターとして自由な発想を持ち、のびのびと仕事ができるように事務所としてサポートしています。
また夢を持った人材をサポートし、立派なスタイリストとして世に羽ばたけるよう応援していきたいと思っています。

主な仕事先
  • ■ファッション誌
  • ■コマーシャル
  • ■テレビ・映画
  • ■CDジャケット・プロモーション
  • ■カタログ
  • ■ファッションショー・舞台
  • ■プレス
  • ■カメラマン・デザイナー 他
業務内容
  • スタイリストマネージメント
  • スタイリストアシスタントマネージメント

ニュートラルHP:http://www.neutral-stylist.com/index.html

ファッション業界で活躍する先輩スタイリストたち

  • 野崎久美子さん
    野崎久美子さん
  • 木田智子さん
    木田智子さん
  • 宇佐美政樹さん
    宇佐美政樹さん
  • 近藤千春さん
    近藤千春さん
  • 佐藤玲奈さん
    佐藤玲奈さん

秋元佳代子さん
秋元佳代子さん

「マナーや常識、会話などコミュニケーション能力がなくてはなりません。」

野崎久美子さん<ファッション雑誌で活躍するほか、女優・タレントやミュージシャンのスタイリングも手がける>

大学生のときの就職活動中にスタイリスト事務所「ニュートラル」の存在を知り、アルバイトとして入りました。単なるアルバイトのつもりだったのですが、あまりに楽しくて、そのまま就職。もともとテレビや雑誌が好きで、そこで活躍するスタッフに興味があったので、まさに私にぴったりの職場だったのです。 スタイリストとして働き始めてから痛感したのは、電話対応や社会人としての会話など、プレスの方とのやりとりは常識人としてのルールが重要だということ。また業界ならではの挨拶など他のスタッフを見ながら自分で学ばなければならなくて、かなり努力しました。 ただファッションが好き、ということだけではなくマナーや常識、会話などコミュニケーション能力がなくてはなりません。それをきちんと教えてもらえる機会があったら、仕事的も人間的にももっとスムーズに成長できたのではと思うので、デビュー前にきちんと教えてもらえる講座があるのは羨ましいですね。

野崎久美子さん

「年齢に関係なく、ファッションが好きでやる気があればなれる職種。」

木田智子さん<ファッション雑誌やビューティ雑誌、テレビなどで活躍中。女優やタレントのスタイリングも手がける>

私は洋服が作りたかったので、洋裁学校に通っていました。その頃、雑誌で「スタイリスト特集」を見て、スタイリストという職業を知り、方向転換。縁があって「ニュートラル」に入りました。スタイリストの仕事の楽しいところは、毎日違う現場に行き、いろいろな人に会えること。 街を歩いているときも「この服、今度の仕事にいいかも」と常にウキウキできるし、プレスルームに行けばたくさんの新作を誰より早く見ることができます。とにかく毎日が新鮮だし、幸せ! 私は学生時代に方向転換しましたが、看護士さんをやめてスタイリストになった人もいました。 スタイリストは年齢に関係なく、ファッションが好きでやる気があればなれる職種。もし「なりたい」という気持ちが少しでもあるなら、トライしてみる価値があると思います。今お勤めしている人なら、その仕事を続けながらスタイリストの基本を学べるスクールに通ってみるのが早道では。

木田智子さん

「年齢や現実に左右されず、なりたいと思ったら行動してみては。」

宇佐美政樹さん<若手デザイナーの広告や、ジャケシャ(CDなどのジャケット写真)で活躍中。ファッションサイトを立ち上げ、世界に発信していくのが夢>

僕は公務員試験に受かり、大学卒業後は郵便局に就職しました。下北沢に引っ越してからですね、ファッションに目覚めたのは。よく通っていたショップの店長と仲良くなり、スタイリストを紹介してもらったのが「スタイリストになろう!」と決意したきっかけです。 思い切って会社を辞め、アシスタントにつかせてもらおうとしたのですが、2日間撮影に連れて行ってもらった結果、まつり縫いもアイロンもできないため断られてしまいました。「やりたいなら事務所で経験を積んでからまた来れば」というアドバイスで「ニュートラル」に入ることに。 アシスタント時代は寝られない・食べられない、と大変でしたが、現場は楽しかった! 今は独立し充実&興奮した毎日を送っています。スタイリストになるには専門学校に行かなくても、基本的な知識や技術があればアシスタントにつかせてもらえ、いずれ独立できるもの。年齢や現実に左右されず、なりたいと思ったら行動してみては。

宇佐美政樹さん

「素敵な方たちや物に出会えるので、とても刺激があります。」

近藤千春さん<ファッション雑誌からテレビまで幅広く活躍中。今後はCMの仕事まで幅を広げるのが目標>

小学5年生のときに雑誌で「スタイリスト特集」を見て、素敵な仕事だなと憧れをもったのがきっかけで、名古屋のスタイリスト専門学校に入学しました。卒業後に上京し、「ニュートラル」に入りました。ニュートラル時代に、毎日違う現場に行けたことで、自分が進みたい道を見つけることができたと思います。 専属アシスタントになって、撮影の流れがわかるのでとても仕事がスムーズで、ニュートラルに入っていてよかったと心から思いました。師匠の専属アシスタントになって、センスを学んだのはもちろん、他のスタッフの方とのお付き合いの仕方など大切なことをたくさん教えていただきました。 今はスタイリストとして活動を始めたばかりですが、毎日が緊張と楽しみの連続。素敵な方たちや物に出会えるので、とても刺激があります。これからスタイリストを目指す人へのアドバイスとしては、専属アシスタントにつく前に現場の知識を身につけておくと、自分も周囲もストレスがなく、スタイリストとしての成長も早いと思います。

近藤千春さん

「ピンポイントで学べるスクールがあったら今からでも入りたいぐらい。」

近藤玲奈さん<スタイリスト山田舞さんに師事しているアシスタント。将来は雑誌を中心に活動していきたいと思っている>

私は実家が静岡なのですが、近所にファッションビルなどがなかったため、雑誌から情報を得ていました。だからいつも「誰よりも早く新しい服を見られるスタイリストさんって羨ましいな」って思っていました。服飾専門学校に通った後「ニュートラル」に在籍中、今ついている師匠に出会いました。 まだアシスタントなので、朝まで返却準備をしたりと大変なことも多いのですが、師匠がコーディネートを決めていく過程をそばで見ていられるのがとても楽しいです。現場ではリサーチの結果を報告するときに、細かいディテールの説明をしなくてはならないこともしばしば。専門学校で習わなかったこともいろいろあります。 実践で必要な用語や、アイロンかけ、裾上げなど、スタイリストの仕事に必要なことをピンポイントで学べるスクールがあったら今からでも入りたいぐらい。実用重視のスクールに入ってから今の仕事に就いていたら、もっと早く成長できたと思います。

近藤玲奈さん

ニュートラルマネージャー 秋元佳代子さん

株式会社ニュートラル マネージャー
秋元佳代子さん

私たちはスタイリストのマネジメントおよびアシスタントの育成を行っておりますが、仕事において大切なのは“縫える”“アイロンがかけられる”“ハキハキ元気”“気配りができる”といったことでしょうか。なかでも実技については、現場ですぐに役立つ上で欠かせません。また素材やディテールの用語の知識もあるとないとでは大違い。 スタイリストはアシスタントが用語を知っている前提で話をするので、知らないと何を指示されているのか理解できないからです。弊社では研修から始まり、実技テストなども行っていきますが、それを事前にマスターしていれば現場に出るのも早くなるし、“仕事ができる”と思われることでスタッフからの信頼も厚くなります。 そしてもっとも大切なのが気配り。どんな場面でどう動いたら良いか考えられる人は成長も早い。そういった現場での実技、礼儀、着まわし方などを、現場目線で効率よく学べるスクールから、どんな優秀なスタイリスト候補が誕生するのか、非常に楽しみです。

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